メニュー
  • 関西熱化学グループ
  • 三菱グループ

高機能活性炭

マックスソーブとは

高機能多孔質カーボン(マックスソーブ®)とは関西熱化学が1992年に世界に先駆けて量産化に成功したアルカリ(KOH)賦活活性炭です。

Point1: 高比表面積

Point1: 高比表面積

一般的な水蒸気賦活活性炭は1,000m2/g程度の製品が主ですが、アルカリ賦活炭は2,000m2/gを超えるものもあり、高い吸着性能(高性能)を発揮します。

Point2: 活性点

Point2: 活性点

アルカリ賦活の特長の一つとして、活性点(炭素の端面:edge)が水蒸気賦活炭に比べ多く形成されます。
この炭素の端面は化学的に活性があると言われており、端面を評価することで炭素の反応活性の目安となります。

端面の活用として、例えば電気二重層キャパシタ用電極材や浄水器における残留塩素除去用途などでが想定されます。

※グラフについて
・炭素の端面(edge部)を当社独自法にて評価
・基準品を「1」とした場合の比表面積と活性点の関係(プロット:実測、線:イメージ)

Point3: 形状

粉状、粒状、繊維状、ペレット状の形状を取り揃えており、お客様の用途に応じた提案が可能です。

用途事例

マックスソーブはその高比表面積を活かして様々な分野から注目されています。
例えば、キャパシタの分野においては高容量活性炭として、日本国内はもとより、世界中で認知されております。

電子デバイス分野 電気二重層キャパシタ(EDLC)、リチウムイオンキャパシタ(LIC)、
リチウム硫黄電池など
吸着分野(液相・気相) 浄水器、貴金属回収、溶剤回収、脱臭など
ガス吸蔵分野 メタンガス(天然ガス)吸蔵、吸着ヒートポンプなど
その他 触媒担体用、医療・ヘルスケア用、食品用など