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高機能活性炭

マックスソーブとは

当社の製品【高機能多孔質カーボン(マックスソーブ®)】は、一般的な活性炭の製造方法である「ガス賦活」と異なり、アルカリ金属を使用する「薬品賦活」で製造されています。

沿革

1987年 AMOCO社(米国)がアルカリ賦活炭基本特許を取得
1987年 関西熱化学㈱基礎研究開始
1989年 AMOCO社が基本特許の実施を弊社に許諾
1989年 サンプルワーク開始
1992年 加古川工場に製造設備設置
2004年 カーボンテック㈱(現: ㈱MCエバテック)に製造移管
2014年 アルカリ賦活活性炭素繊維の量産開始

マックスソーブの特徴、水蒸気賦活との違い

アルカリ賦活は、一般的なガス賦活と異なり、高比表面積な活性炭が製造可能です。

<水蒸気賦活反応>
C + H2O → CO + H2
C + 2H2O → CO2 + 2H2
<KOH賦活反応>
2C + 6KOH → 2K + 3H2 + 2K2CO3
2C + K2CO3 → 2K + 3CO

生成した金属Kが炭素の層間に浸入
 ⇒ 細孔が小さく高歩留り

比表面積と賦活歩留り(収率)

アルカリ賦活活性炭が高比表面積なものにできる理由として、ガス賦活活性炭が炭素を消費(浸食)することにより細孔を形成するのに対して、アルカリ賦活活性炭は、ガス賦活活性炭と同様に炭素の消費はあるものの、それ以上に炭素の層間に金属カリウムが侵入していくことで細孔を形成すると言われています。

比表面積と賦活歩留り(収率)

一般的な活性炭は、前項記載の1gあたり1,000㎡程度の比表面積のものが多いですが、弊社のマックスソーブ®は最大で、1gあたり3,000㎡以上の比表面積を実現することが可能です。3,000㎡というと、テニスコート約12面分ぐらいの広さと言われています。

比表面積と賦活歩留り(収率)

また、原料や製造条件を変更することで様々な細孔径や比表面積を持つ活性炭を製造することが可能で、お客様の多様なニーズにお応えすることが可能です。

製品情報

  • 当社の高機能多孔質カーボンは、アルカリ賦活活性炭(マックスソーブ®)はもとより、特殊原料等をもちいた水蒸気賦活活性炭において、様々なラインナップを取り揃えております。
  • ISO9001、ISO14001、OHSAS18001やNSF/ANSI Standard 42を取得しており、安定した品質と供給体制を整えております。

用途例

電子デバイス分野 電気二重層キャパシタ(EDLC)、リチウムイオンキャパシタ(LIC)、リチウム硫黄電池など
吸着分野(液相・気相) 浄水器、半導体工業/貴金属回収、溶剤ガス回収、ガスマスク/脱臭など
ガス吸蔵分野 メタンガス(天然ガス)吸蔵、吸着ヒートポンプ など
その他 触媒担体用、医療/ヘルスケア用、食品用 など

マックスソーブ®(アルカリ賦活活性炭)

  • 電気二重層キャパシタ等の電極材料として、日本国内はもとより、海外でも採用実績のある製品で、世界的に高容量活性炭で認知されております。
  • また、前述のキャパシタ等の電極材料以外にも、マックスソーブ®の持つ高比表面積を活かした分野で採用されております。
  • 従来の粉末状に加えて、繊維状(ミルドタイプ)、ペレット状の製品ラインナップも取り揃えており、お客様の多種多様なニーズにお応えすることが可能です。

エバカーボンTM(水蒸気賦活活性炭)

  • 当社の活性炭事業における歴史は汎用活性炭の製造開始からでいくと、40年以上の量産実績を誇ります。
  • その中で培われた基礎技術とマックスソーブ®の知見を活かして誕生したのがエバカーボンです。
  • 主に、高出力キャパシタ向けの電極材料や、家庭用浄水器の除去項目であるトリハロメタン吸着に優れた活性炭等のラインナップを取り揃えており、マックスソーブ®以外での活性炭の提案も可能です。