グリーン調達分析、RoHS指令対応
環境汚染及び人の健康への影響は、地球規模の社会問題となっており、環境問題への取り組みは国際社会において重要視され、様々な化学環境汚染物質の規制が広がりつつあります。弊社は各種グリーン調達支援分析に対し、豊富な経験と高度な分析技術を活かし受託分析を行っております。ご要望に合った分析プランを短納期・低価格にてご提供させて頂きます。
規格試験
欧州連合(EU)は、RoHS指令(電気電子機器に含まれる特定有害物質使用制限指令)・WEEE指令(廃電気電子機器指令)・ELV指令(廃自動車指令)を発信し、有害物質の使用を制限することで、生産から処分に至るまで全ての段階で、環境や人の健康に及ぼす危険を最小にすることを求めています。
規制物質 | ELV
(閾値) |
RoHS
(閾値) |
分析方法の例 | 定量下限値 | |
---|---|---|---|---|---|
重金属 | カドミウム(Cd) | 100ppm | 100ppm | マイクロウェーブ分解/
ICP-AES,ICP-MS |
1ppm~ |
鉛(Pb) | 1000ppm | 1000ppm | 1ppm~ | ||
六価クロム(Cr6+) | 1000ppm | 1000ppm | 熱水抽出/ICP-AES,吸光光度法 | 1ppm~ | |
水銀(Hg) | 1000ppm | 1000ppm | 還流冷却/酸分解‐還元気化原子吸光法(AA法) | 1ppm~ | |
臭素系
難燃剤 |
ポリ臭化ビフェニル
(PBB) |
規制対象外 | 1000ppm | 溶媒抽出‐GC/MS法 | 10ppm~ |
ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE) | 規制対象外 | 1000ppm | 溶媒抽出‐GC/MS法 | 10ppm~ |
改正RoHS(RoHS2)指令
RoHS規制では規制物質の追加が行われ、前述の6物質に加えて新たにフタル酸エステル類4物質が追加されました。
一部のカテゴリを除き、2019年7月22日より規制の対象となります。
一部のカテゴリを除き、2019年7月22日より規制の対象となります。
規制物質 | 改正RoHS
(閾値) |
分析方法の例 | 定量下限値 |
---|---|---|---|
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル (DEHP) |
1000ppm | 溶媒抽出‐GC/MS法 | 10~100ppm |
フタル酸ブチルベンジル (BBP) |
|||
フタル酸ジ-n-ブチル (DBP) |
|||
フタル酸ジイソブチル (DIBP) |
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分析対象
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炭素機能材料
- 活性炭評価
- その他の炭素機能材料
石炭・コークス及び固形燃料
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- 高温熱処理、蒸留、濃縮 他
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環境分析
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