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VOC放散試験/
サンプリングバッグ法

サンプリングバッグ法

*ISO/IEC 17025 認定* JASO M902
1.サンプリングバッグ法の特徴
近年、新建材・内装材等から発生する化学物質等による室内空気の汚染と、これらの化学物質による健康への影響が指摘されています。これらの背景の下、建材についてはチャンバー法等による測定法がJIS規格化されてきています。

一方、自動車内装部材・家電製品用部材等は、試料の大きさの制限・前処理時の加熱範囲の制限等により、チャンバー法による測定では対応できない面があります。

チャンバー法では、一定時間後のチャンバー内の気体濃度(試料からの放散速度)が求まるのに対し、発生ガスを捕集するサンプリングバッグ法では、材料間の含有量相互比較や、高温加速試験が可能になります。

当社では、自動車内装部材・家電製品用部材等に対応できるサンプリングバッグ法を整備しており、当該部材から発生する化学物質の測定を承っております。
2.測定方法概要

前処理

サンプリングバッグの大きさ
1~5,000L
温度範囲
室温~80℃ ※バッグサイズにより異なります。

測定項目

アルデヒド
ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド 他
VOCs
トルエン、キシレン、エチルベンゼン、パラジクロロベンゼン、スチレン 他
可塑剤
フタル酸エステル類(DBP、DOP)他

※その他の前処理条件や測定項目についてもご相談ください。

3.試験装置とサンプル例
その他の製品も多種承ります。お気軽にご相談下さい。
加熱脱着-ガスクロマトグラフ質量分析計
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自動車内装品(実装図)
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自動車内装品(測定用)
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